情報公開

春に退職した静岡のK先生が溜め込んでいた(?)寄生虫長期変動のデータ解析のため,静岡県のお役所や静岡大学の先生にお願いして、県が持っているはずの2級河川の環境データを入手すべく手配中。静岡県はありがたいことにかなり情報開示が進んでおり、土木防災課からのご教唆で、県に対してネットからの情報開示請求をするという正攻法でいけることがわかった。私が院生の頃は建設省などの所有している河川観測データはまず手に入らないと言われ,その後土木研究所にいた時は,研究所所員の方から直接河川事務所に依頼してもらってデータを入手していた。今は国交省一級河川データはかなりの部分がネット上でオープンアクセスになっているし、県のデータも公式な開示要求の手続きで入手することができる。小さいことではあるが、世の中少しだけは良くなったのだなあ、と思いたい。