先日の福岡教育大に続いて、お隣の滋賀大でも同じ事件が。学内の支持を得られていない人物が学長になると、これから何かにつけて反対運動やらリコール要求が起こるから、それにエネルギーが割かれて内部教員の研究生産性がダダ下がりになるのは明白(自分自身経験済み)。そして、そういう環境が嫌な人は出ていってしまう。もしこれから大学のポストに応募しようとする人は、応募前にこういう内部事情を良く考えた方がよい。

学長選 最下位得票者が学長に 教職員組合、選考会議の公表要求 /滋賀

http://mainichi.jp/articles/20151210/ddl/k25/100/448000c
しかし、学長選考会議の面々の責任ってどこにあるのだろう。大学がガタガタになって中期目標などを達成できなかったら、学長がが引責するのは当然として、学内教員の意に反してそういう学長を選んだ選考会議も等しく責任を負うべきだろう。委員としての手当ては当然返還し、さらに大学運営補助金が減額されたらそれも(学長共々)自腹で穴埋めすべきじゃないのか。そのぐらいの責を負ってもらわないと、勝手に権力だけ振るわれては堪らない。