牡丹探り

変化朝顔、今のところ開花しているのは1株だけです。あとの株もつぼみを付け始めましたが、どんな花が咲くのか開花まで待ち切れず、つぼみを切って一重咲きか八重咲きかを調べました。所謂「牡丹探り」という作業です。

今日調べたのは、まだ開花していない4株中3株。真ん中のつぼみは獅子咲きホモ個体、左右はヘテロ個体(丸咲き)です。

左のつぼみを切断。雄蕊雌蘂があるので、普通の一重丸咲きです。結実するので、来年のために採種しましょう。

真ん中。雄蕊雌蘂がありませんので、なんと出現確率1/16の獅子咲き牡丹です!これは楽しみです。

右。これも雄蕊雌蘂がありませんので、牡丹咲き(親牡丹)です。変化朝顔の育種家なら廃棄しますが、これも素人目には十分珍しいので、開花を楽しみに待ちましょう。
あと一株、牡丹探りをしていませんが、葉型から獅子咲きホモであるのは確実なので、もしこれが一重の獅子咲きであれば、丸咲き、牡丹咲き、獅子咲き、獅子咲き牡丹の4つの表現型が揃うことになります。5個の種で4表現型を全部楽しめるというのは本当にラッキーです。