自然観察会@高島市


院生N君のご招待で、湖西の高島市で行われている自然観察会に参加してきました。


耕作しない水田を利用して作られた湿地ビオトープで生き物の観察をします。ガサガサのやり方を指導する学部生のM君。右端は環境教育に興味があると言うことで参加したミシガン州の大学生Mさん。


人工湿地は子供が深みにはまる心配がありませんので、自由に散って生き物を探すことができます。


琵琶湖近くの水田で生物観察となれば、やっぱりハッタミミズは必須項目ですので、私とミシガンのMさんでミミズ掘りをしました。今日の最大個体は50cmで、この種としては「並」サイズでしたが、インパクトは十分です。大人でも「初めて見る」という方が多くおられました。

獲物の解説をするM君。同じ魚種が何度か出てくると「これは何?」とテストされるので、子供たちは真剣そのものです。

ハッタミミズが大好きになって、わしづかみにしている女の子もいました。今まで、小学生以下で、ミミズに触るのを嫌がる子に出会ったことがありません。今のうちにしっかり触っておけば、大きくなっても生き物を無闇に嫌うようにはならないでしょう。こういう体験は本当に大切です。