卒論生K君と一緒に、水生生物センターによるわんどの定期外来魚駆除および在来魚調査に同行させていただきました。場所は淀川・城北わんど群。
水生生物センターのI橋さんやO工業大のT田先生がわんどに小型の地引き網を入れます。
学生たちも手伝って網を引き上げます。
今日の獲物は産卵期のタモロコ(その卵らしいものが柳の根についていました)、カマツカ、モツゴ、フナなどの在来魚と、10〜20cmのオオクチバス、および小型のブルーギル。継続的に駆除を行っているそうですが、まだまだ外来肉食魚がかなり沢山かかります。私たちの最大の目的であるコイは捕れず、代わりにフナやニゴイだけもらってきました。
ごるごでらの宿主であるイシガイ類ですが、最近報告されたヌートリアによる食害の程度が気になります。城北わんどでも、かなりあちこちで食痕や糞が見られました。ヌートリアはもともと陸上で草を食べる動物なので、貝を食べる場合にもあまり潜水したりはしないと思いますが、彼らの手の届く浅瀬の被害はずいぶん深刻なようです。