今日は猛暑日…ではなかったらしい

午前中は3週ぶりにオツトメ、午後から研究室へ行き、パソコンを台車に乗せて、唯一エアコンの効いている培養室へ引っ越し、そこで仕事。週末のこのパターンはもうしばらく続きそう。
夕方、いくらか気温がマシになってきたところで、田んぼの生物の写真を撮りにK出今圃場へ出かける。初夏には掃いて捨てるほどいたヒメモノアラガイがなぜか見つからず、有肺類はサカマキガイだけだった。
帰学後、昨日soishidaさんから紹介してもらった「昆虫と自然」の「環境指標の昆虫」特集号を読む。7人が執筆しているのだが、その中で、実際に非専門家が環境指標として使う場合の有用性と問題点について、いささかでも論じているのはT氏とO氏の2人だけだった。あとは特定の分類群のエキスパートばかりで、自分の研究対象群と環境の関係については詳しくても、それを実際に多くの人が指標として使うにはどうしたらよいかという点についてはどうにも考察が足りない。やはり、少なくとも一人は学校教育関係の人を執筆陣に加えるべきじゃなかったのかな、と思う。