カエル胚の回収・固定と,日曜日の地元小学生向け生物観察会の準備.今年,田んぼの無脊椎動物の生産を卒論にしているT嘉山君に頼んでプランクトンなどを取ってきてもらい.予習をした.何だか前任校に戻ったような感じのする一日.
ところで,以前コモチカワツボの駆除方法についてよい研究成果をまとめてくれた神奈川県のK高等学校の生物部が,今月末に三重県内で開催される「全国高等学校総合文化祭」に出場することになったそうだ(県の高校総合文化祭で1位入賞し,文化連盟の推薦をうけたため).めでたいことである.発表テーマは「高校生が出会った水辺の外来生物」ということで,長年取り組んでいるタイワンシジミの研究をメインにコモチカワツボも加えたような内容になるのだろうか.同文化祭のプログラムを見ると,滋賀県内からもいくつかの高等学校が出場して,それぞれに興味深い発表が予定されている.ぎりぎり日帰りできる場所なので,参加したくなった.