2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

無題

まあこんな日もあるさ。すまん学生諸君。

ムシ修業

午後からはR大学へ出向き、U西さんにIさんが卒論で採取した水生昆虫の同定の再確認をしていただいた。U西さんのお話によると例の分厚い水生昆虫図鑑の情報もかなり古くなって,現在使われている学名と齟齬が生じているところや,分類精度が粗いところが多々…

来週から恒例の公開ディベートマッチ×3が始まります。今年のお題は以下のとおりですので、関心のある方はお越し下さい。 7月4日 10:40〜12:10 2班vs5班 「日本のレストランや食堂では,割り箸の使用を禁止すべきである」 7月11日 10:40〜12:10 3班v…

休日出勤して、FW1・第2クールのレポート成績つけ終了。例のアユを捕まえたグループは班員みな、素揚げや塩焼きで美味しく食べたらしく、ちゃんと食味レポを書いてくれた。そこに美味しいものがあるどうかというのは、動物の一種である人間が、その環境を…

卒論でフタゴムシを調べているN君。魚を解剖してもなかなかムシが見つからずに苦労していたのだが,今日解剖した魚からやっと発見。どうもムシの密度がかなり低いらしい。ところで、フタゴムシは2匹が出会うと合体して大きく成長し、成虫となるのだが、相手…

第2回研究倫理教育セミナー終了。基本的にあまり明るい解決策のない話たっだし、参加してくれた学生には不満な点も多々あったと思うが、少しは役に立つ知識も得られたかなあと思う。折りに触れて「自分はアカハラに対してこんな知識がある」と披露するだけ…

後日談

このナラガシワの成育地は保全区域外で,幹が大きく裂けたので地元からの要望で伐採したものだということ。ただ、同地の保全に関与している教員には事後の連絡しかなかったそうで、その点はあまりよろしくないことである。

FW1の授業で,I上川の河口から、上流に向けて右岸側を歩いた。ところが、I上川橋から少し上流に行ったところの河畔林で、径7,80センチもある大木(多分ナラガシワ?)が伐採されているのを見つけた。先月は変化なかったので,この一ヶ月間に伐採されたこと…

県の公共事業評価監視委員会の関連事項について、県職員の方が研究室に見えられた。今年度、委員会にかけられる予定の案件の説明と、改選の必要のある委員について,適任者の推薦がないかどうかという問い合わせである。それはそれとして、せっかくなので先…

貝採り’16

S君の卒論で分析する貝を採りに湖北へ。 いつもハベカワニナを採るO浦川の河口に行ってみたら,たいした雨は降っていないのに真っ茶色の川水が流れ込み,まったく水中が見えない。どうやら水田濁水が出ているらしい。しばらく周囲を歩いてみたがよい採集場所…

環境生態学科等で、全国から推薦入試が受験できるようになりました!

滋賀県立大学環境科学部の環境生態学科・環境政策計画学科・環境建築デザイン学科では、来年度入試より、全国の高校から出願できる推薦枠(推薦入学C)を設けます。やる気のある諸君の出願を待っています!詳しくは下記のお知らせをご覧下さい。 なお、滋賀…

発掘

−30℃の冷凍庫が満杯というので、昼休みに学生たちと整理。私のサンプルもだいぶ場所を塞いでいたので,解析済みのものは全部処分。冷凍庫の底に埋まって行方不明になっていた試薬とか、卒業生の置き土産でもう一度PCRにチャレンジしたかったサンプルが出てき…

Y川の改修工事はだいぶ進んでいたが,河床はご覧のとおり、生態的にも景観的にも、ため息しか出ないような状態になってしまった(このブロック敷きで完成形だそうである)。今日は偶々建設会社の方と少しお話できたので、なぜ途中で根固めブロックの種類が替…

追加情報

この河川改修に当たって,県の河川砂防課・彦根市道路河川課と住民の間でもたれた懇話会の記録。住民からは洪水防止のためのすみやかな改修を期待する声が大きかったようだが、資料を見ると環境に対する配慮や親水空間としての役割も期待されていたことがわ…

ばたばた

一週間ぶりに大学に来てみれば、朝から実験室が賑やか。M2のUdon君からは同定中の吸虫について質問を受け、卒論生のIさんからはよくわからない水生昆虫についての相談を受ける(これは私にも分からなかったので,水生昆虫の専門家に写真を送って助言をもらっ…

関門通過

無事帰国できました。NAIAのカウンターでチケットの控えを見せて「ごめんなさい名前と名字が逆です」と自己申告したら,問題なしにスルーしてくれました。今日ばかりはフィリピンのユルさに大感謝です。これがUSなどだったら多分アウトだったのではないでし…

@Lake Taal

3回目のタアル湖エクスカーション。 湖の漁師さんたち。自然相手にしている人たちはやはり態になります。恰好良いです。 私はVolcano Islandでは熱中症の前科があるので、今回は登山は遠慮することにしました。雨季に入ってはいますが、火山灰の島はまだ乾…

3日目

午前中のプレリミナリートークはZさん、Oさん、隣の大学のN先生による“琵琶湖三題”。ウチの大学関係者も巻き込まれている(失礼)Oプロジェクトの内容を初めて理解。こういうことだったのねー。それなら何で今までタアル湖ではなくLaguna de Bayで調査してられ…

2日目

午前中のセッションで,フィリピンにも湖年齢200万年を超える古代湖(Lake Lanao)があるという話を聞く。無脊椎動物の固有種がなにかいそうでとても興味が湧いたが、場所が場所なだけに(ミンダナオ島西部)アクセスが困難を極めそう。あとでJCに聞いたら本当…

一日目

ということでフィリピン陸水生物多様性シンポ第1日目。昨日NAIAで落ち合ったセントレアの名付け親、および台湾のZさん(名前は聞いたことがあったが初対面)と同じテーブル。周囲を見渡せばLaguna de Bayプロジェクトの面々ばかりらしい。基調講演は香港大…

移動日

チェックインカウンターで、係員のお姉さんが私のパスポートとe-チケット控えを見比べて不審な顔をしている。 お姉さん「えーと、これ、ご自分でインターネットか何かで予約されました?」 m-urabe「ハイ」 お姉さん「これ、名前と名字の入力が逆になってい…

野外採集

ちょっと大学に顔を出した帰り道、I上川を渡る橋の上に差し掛かったところ、川岸に何やら知ったような人影。院生たちが今夜のおかずの入手に精を出しておりました。

名付け親

ぼちぼち出国の準備を始める。ところで今回,セントレアでセントレアの名付け親に会ったらセントレアを背景に写真を撮ることをひそかに目論んでいたのだけれど、残念ながらセントレアの名付け親の方は関空経由らしい。ちぇ。

毒の効果

明日は健康診断というのに、血圧が絶望的な高さだ…こりゃひっかかるわ…

ムダなこだわり

今まで3つの大学で勤めているので、慣習の違いは嫌でも目に入る。 (1)教員の公募期間:滋賀県大→原則いつでも1ヶ月 過去に勤めたA大学→1ヶ月では短すぎるといって、授業に穴が開くにも関わらず3ヶ月の公募期間を設ける (2)公募の際の面接:滋賀県大(ウチ…