2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ヤリタナゴ虫の分類学的位置について師匠と情報交換のメールを交換。このムシ、親はゲナそっくりなのにセルカリアが相当に特異な「鬼っ子」なので、どの辺が落とし所なのかと思っていたが、分子の方と突き合わせると同科異属という無難な線に落ち着きそうで…

疲労

新卒論生のための文献探し,海外から借用した標本のあれこれ等を右から左へさばく。 キミたち、あまり次から次へと私を怒らせんでくれ。疲れる。

500円

職員のDさんからこれをいただきました(正確には交換しました)。 拡大してみると、ナマズの首のしわやニゴロブナのウロコまであるなかなかの力作です。

♪雪が降ったら遅刻して

積雪30cm。研究室に籠ってひたすら卒論と演習課題の赤ペン。こんな天気なのに、インターン生のKさんは彦根市北部から5km以上の道のりを自転車で登校してきた。それに引き換え,午後4時に登校してきて「うちの方はあまりバスがないので」と言い訳する学生の…

午前中にFWIの授業方法検討WG。現在、3週間割当のテーマを4つ実施しているFWIの授業方法を見直すため,その原案を検討するWGである。ところで、このWGほど、参加していて気持ちの良い会議にはほとんどお目にかかったことがない。参加メンバーから実にさく…

@研究室

さあて、今日は卒論の草稿の提出日だよ〜。今日はあと45分で終わりだよ〜。

外来種尽くし@淀川水系

今年の腹口吸虫検査のサンプルを受け取りにU治へ。ついでにインターン生のKさんも一緒に行って,カワヒバリガイの現状を観察してもらうことにした.外来種として日本のカワヒバリガイと北米のゼブラガイは似たような生態を持っているので(ただし、分類学的…

裏話

久しぶりに毒を吐いた。立場上学生にはあまり吐くことができないけれど,その学生が社会に出たとなれば話は別.これからは自分で自分を守らなきゃいけないよ。

蟹尽くし

今夕は研究室のメンバー全員,産地直送活ズワイガニに狂喜乱舞。半分は学生部屋でゆで、あと半分は鍋にしました。最後の雑炊がまた最高で。 写真に写っているのは全体の1/3ぐらいです。これで6人分というのは嘘でしょう、D島さん…

先輩

川虫のレポート未提出者はあと6人。さて、そろそろ締切ろうかな? 夕方にわが大先輩で毒仲間のI先生がお見えになったので紅茶を差し上げ、しばし歓談する。I先生は藻類の専門家なので、私の部屋でたちまちAlexandrium(赤潮の原因となるウズベン)のぬいぐ…

初寄生虫講義

授業1コマと授業の冷やかし1コマ。冷やかしの方は○尾さんの大学院の授業で,なぜか水生菌類の勉強をしている。菌類って系統学的には本当にバラバラな連中の集合体で、原核生物あり真核生物あり,不等毛生物ありケルコゾアあり、調べてみると面白い。留学生…

つかの間の休息

Kさんは今日からカワツボの計数を開始した.これは結構洒落にならない作業であるため、仕事量が少なくてすむよう、昨日は10×10cmの小型コドラートで採集したのだが,結局一日かかってその1つも数え終えることができなかった。こりゃ分析するサンプル数を少…

寒中調査

院生Wさんのカワツボ定期調査で隣町へ。今日は、市内のミシガン州立大学連合センターからのインターンシップ学生Kさんも参加した。彼女は去年来たMさんと同じ大学の学生で、Mさんと同じく外来生物問題に関心があるという。かなり日本語を理解できるKさんに対…

恒例

センター試験。昨日の社会科系科目の時はウチでも問題配布に時間がかかって試験開始が数分遅れた受験室があったということだが、2日目の今日はトラブルなし。2科目連続で受ける受験生は130分間缶詰めになるのでちょっとしんどそうな気もしたが、監督側とし…

忘却

明日はセンター入試出勤なので,今日は比較的ゆっくり過ごす.自宅と研究室の整理整頓、それに卒論の赤ペン. … オイ、キミら先週の文章教室で習ったことをもう忘れてんのか?

息絶え絶え

…やっとの思いでツボ論文を再投稿する.共著者の皆様&編集委員とレフェリーの皆様、遅くなって平に平にごめんなさい。 さて、これからひと月は授業と卒論に邁進しなければ。

無題

学生の生態学会要旨と卒論の赤ペン入れ,自分の論文修正,あと海外の博物館に模式標本の貸し出しの問い合せ。 ブログに書きたい毒ネタがまた胸中でふつふつと醗酵を始めたが,熟慮を要するネタなのでしばらく考えることにする。

ストール

これ、欲しかったなあ… http://www.parco-city.com/shop/01kor003/01kor003/item/view_detail_image/product_code/01-CO02L/idx/6

ぎりぎり合格への論文マニュアル

ぎりぎり合格への論文マニュアル (平凡社新書)作者: 山内士朗出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2001/09/19メディア: 新書購入: 13人 クリック: 273回この商品を含むブログ (65件) を見る見返しにはこう書いてある。 「あなたは、まだ良い論文を書こうと思って…

卒論ハウツー

川虫はユスリカ以外一通り見終わった.さてユスリカはどこまで同定するか.どのみちプレパラート作らなきゃダメだ。

川虫修業

院生がソーティングと同定をした川虫をぼつぼつ見始めた。カゲロウ類とシマトビケラ類はスムーズに属まで落とせたが,携巣性トビケラ類で悪戦苦闘(きっとみんなそうだと思う)。小さすぎてキチン板の有無がよく見えないヤツとかばかり。こりゃ仙人にご降臨…

こまごまブツブツ

卒論に赤ペン入れ開始。作文塾の成果だろうか、笑っちゃうぐらいに一文が細切れで、「そして」とか「次に」といった接続詞がてんこ盛りである。ま、それでも長くてぐだぐだした文を読むよりはエネルギーを消費しないので、赤ペンが入れやすいだけでも結構な…

ダメだ…

投稿論文の修正稿にようやく大鉈を振るいはじめる。私はもとから頭の回転は遅いが,最近それに拍車がかかり、一度書き上げたものに対して、なかなか別のストーリーを思いつかなくなった。明らかに頭が固くなってきている.まずい兆候だ。

始動

お仕事開始。午前中は正月ボケが抜けなかったのだが、午後になってようやくエンジンがかかってきたので学生と自分の生態学会要旨に赤ペンを入れる。卒論第一稿の受付。 卒論生たちは、今日明日とK茂塾で作文法をしごかれている。今年のK茂塾は関西地区FD連絡…

冬休み最終日

関西へ戻る前に上野で国立西洋美術館のゴヤ展と東京国立博物館の故宮博物院展をハシゴする。ゴヤ展は想像以上に作品点数が多くて(まあ版画集や画帳が多いし)大満足。故宮博物院展では「清明上河図」の待ち時間が210分と言われたので断念。たとえ行列に並ん…

634m

81歳になる伯父宅を訪問。伯父宅の前からは下のようなものが見えるのだが、「分度器を持ち出して仰角を測ってみたところ、もし倒れたらぎりぎりのところで家が下敷きになるとわかった」と嬉しそうに話していた。帰宅後に地図上で距離を測定し、伯父の結論に…