2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

踏んだり蹴ったり

9時に教室へ行ってみれば補講日だというのにエアコン不稼働。 9時20分を過ぎても今日の発表担当の学生が現れない。集まっていた学生たちに対してレポート課題の確認をし、仕方なく授業中止。 週末の避難所たる培養室は、先週にエアコンが故障してまだ直っ…

非詩人

以前、恩師である英語教諭のケメコ先生からpoet's Fridayという英国の言い回しを教えてもらった。"Piss Off Early, Tomorrow is Saturday(明日は土曜だ、さっさと帰ろう)" の短縮で、要するに「花金」のことである。しかるに今日は、夜10時過ぎまで待って…

相関

FW1のレポート採点。ポスターの出来がよかった班は、レポートの平均点も断トツに高い。要するにFWの中身の濃さがそのままポスターに反映されたということだ。

去年の調査風景

K高校生物部さんが、昨年のコモチカワツボ調査の様子を部のHPにアップしてくださっていた。現場調査をさせていただいて(さらに手伝っていただいて)本当にありがとうございました。この成果は近日中に出る…はずです(汗)。

ムシは気紛れ

先日空振った寄生虫サンプリングに再挑戦すべく、もう一度湖北へヌマチチブ捕りに出かけた.。魚は多いので採集は楽であり、今日は前回の2倍の個体数を集めて帰学した。ところが、解剖を始めてみると今日は大当たりで、1割の魚をバラしたところで、もう予定の…

千日紀

そう言えば今日はブログ更新2000日目になります。期間は満7年を超えました。

意外な共通点

ゼミで○尾先生の研究紹介。琵琶湖の腐植物質はほとんどが自生性という点で南極大陸の湖沼に似ているそうな。要するにプランクトンやバクテリアが分泌する難分解性の高分子有機物が溜まっているということであって、「腐植物質」と言っても、字義通りに腐った…

はてなブックマークから

大学生もこのぐらいレポート書いてよ。 http://www.toshokan.or.jp/shirabe-sp/14sakuhin/2asari/HTML/index.html#/1/

FW1ポスター発表大会。今年は優劣つけがたく悩んだポスターが7枚ほどあった。開票結果、私がベスト3に選んだプレゼンテーションの中で、で学生投票によるベスト3に入ったものは1つもなかった。昨年もそうだったが、学生と教員では評価のしどころがずいぶ…

拾い虫2件

琵琶湖で貝採りの最中に、あごの小さなクワガタ(種類不明。メスかも)がコカナダモの切れ端に乗って漂流していたので救助し、大学へ持って帰った。帰宅途中に赤い橋の上でカブトムシのオスがひっくり返ってもがいていたので救助し、自宅へ持って帰った。誰…

消滅

実験材料の調達で久しぶりにS浦へ。奥琵琶湖では、普通は河川にしか見られない只カワニナが湖内のところどころに生息しており、固有種群と同所的な只カワニナを得られる貴重な採集場所である。ところが、今日S浦に行ってみたら、その貴重なサンプリングポイン…

電卓を叩いて

夏休み目前となり、そろそろ本気で(汗)自分の研究にとりかかる。しかし、ここで早くも、先日実施された科研費7割支給が壁となった。これから解析したいサンプル数とそれに必要な予算を計算してみたら(もともと必要最小限に近い申請なので当然の帰結であ…

比喩

FWブックレット執筆中。イシガイ科二枚貝の見分け方をアマチュアにどうわかりやすく伝えるかでずっと悩んでいる。よく「殻は平たい」とか「よくふくらむ」と書いてあるが、イシガイ科を見慣れない人にはこのような表現はまったくイメージできない。そこで、何…

呟き

学内に「ひとりがたり」の仲間ができたらしい。

カラス・貝・クモ

朝、前任校の卒業生(高校教諭)からメールが入った。何かと思えば、生徒が新鮮なカラスの死体を拾ってきたがどうしたらよいかという問い合せであった。寄生虫の検査をしたいのは山々であるが、死因不明の落鳥ということであれば、鳥インフルエンザなどの感染…

がんばれ自己表現

台風の接近する中FWのポスター作成。今日の司会(?)担当は私だったので、就活の面接の時の自己アピールだってプレゼンだよ、とプレゼン練習の必要性を切々と訴える(ちなみに、県職員の方から聞いた話では、県大生は筆記試験はともかく面接は概して成績良…

読書日

祭日だが今日は授業があるので、大学にエアコンが入っている。そこで出勤して院生Wさんのサンプル処理開始。地道にベントスのソーティングとカワツボカウント作業。がんばれよ。 休日でもあるし、アレルギーが出て集中しにくい状態でもあったので、購入して…

Google mapで見る河川

Google mapを見ていたら、いつの間にか彦根近辺の解像度がよくなっていた。そこで、大学の周りやFWでの見学地をあれこれ見てみたところ、授業に使えそうなところがずいぶんあった。 まずは、FWでいつも見学する姉川の霞堤。ここは、現地に行っても、草木が生…

後半戦

カワツボ調査後半戦.さすがに昨日より作業速度が上がり、午後の早い時間帯で予定を終えた. 気温33℃、湧水の水温は15℃。調査の後の極楽〜♪。 帰学後、ゲナ論文を仕上げて共著者へ投げる。

湧水巡り

一日、院生Wさんと隣町でツボ調査。猛暑の中での野外調査だが、コモチカワツボの多い川は湧水が豊富なので、水に浸かっている限りは快適であり(水温15〜25℃)、熱中症の心配もない。ビバ湧水。今日一日で、ちょうど半分の採集を終えた。明日は後半戦に突入す…

2日目の筋肉痛

はトシであることの証。ということは、論文スパートの2日後にどっと疲れるというのもトシだからなんだろうか。今日は早めに帰宅して明日の野外調査に備える。

予感的中

大学から、科研費が減額される可能性があるという通知が来た。この日まで心配していたことが現実になった…

猛ダッシュ

ゲナひとまず脱稿。英文校閲へ。

買い替え

講義に使っていたMacbookが死亡。さて後継機は何にするか。講義だけならiPadで十分かな?

反響

昨日、「ハッタミミズが水族館で人気の展示になるといい」と、自信のない希望を述べたが、驚くべきことにブックマークが貼られてこの1日のアクセス数が平均の4倍以上に上った。どうやら杞憂だったようである。そこで、今日は声を大にしてこう言おう. 皆さん、…

ハッタミミズ水族館へ

今朝、S水族館から、2人の職員の方がハッタミミズの採集に来られた。「無脊椎動物の代表的な分類群をすべて展示する」という園長*1の方針で、夏休みに、シーボルトミミズと並べて展示をされるそうである。そこでK出今圃場にご一緒してミミズ掘りをした。 この…

今日も頑張った

ゲナ論文が9割ぐらい形になった。もうちょい。

昔の杵柄

保全分野では有名人であるカヤネズミHさんの学位論文審査会(やっぱり哺乳類の研究関係の審査では私にもお声がかかる)で、自分の卒論以来久々のネズミ話に耳を傾ける。哺乳類の研究というのは操作実験が難しく、観察された現象の解釈だけで話を組み立てなけ…

周期表その2

先日の周期表ファイルの元ネタ本が生協に並んでいたので買ってしまいました。元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS作者: 寄藤文平出版社/メーカー: 化学同人発売日: 2009/07/16メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 136回この商品を含むブログ (43件) …

のっぺら

BB君の貝からムシが出たという報告を受けて、久しぶりに顕微鏡を覗く。うーん、腹口吸虫のセルカリアって本当に特徴がない。近縁種と形態で判別ってできるのかしら。