2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと待て

ハンザキ虫、中国にもいるの?

大詰め

数日前、朝の10時頃に学生部屋を覗いたら、まだ照明がついていなくて薄暗く、静まり返っていた。まだ誰も登校していないのかと思ってよくよく見ると、実験台の上に、毛布にくるまった物体が1つ2つ、さらに並んだ椅子の上にももう1つ。部屋全体がなんだか…

無題

昨日久々にアレルギーがまともに発症し(思いがけない所にアレルゲンが潜んでいた)、今日も少し発作の余波が残って集中力を欠く。こういうときは早く寝るに限る。 昨日カウントされたコモチカワツボに関して、貝類学会のTさんから貴重な情報をいただく。う…

カウンター

神奈川のS原先生からの情報提供により、21→22。千葉県。

水生生物による水質指標

モニタリング方法の改善は10年以上前から提唱されているのに、なぜ教育現場で総合的な「環境指標」ではなく、旧態依然の「水質指標」としか教えられていないのか、なんかイヤな仮説を思いついてしまった…

研究に関する呟き2つ

年が明けてから師匠から預かったサンプルのPCRに幾度か失敗していたのだが、サンプルそのものの不良ではなくプライマーの不適合が原因と判明。やれやれ。 コモチカワツボがイラクでも見つかったらしい(Nasar and Son, 2009)。おそらくヨーロッパのクローンだ…

ゼミ×3

学科教員のゼミ、研究室のゼミ、そして隣の研究室のA峰さんの学位論文発表会で、オオセンチコガネの色彩変異と分類および系統地理についての話。亜種の境界線が関門海峡で、九州・大隅諸島の系統と北海道・本州・四国の系統に分かれる(しかも推定分岐年代が…

掠ってる

一人の卒論生の結果がようやく出そろってきて(時期的には遅すぎるのだが、今年の就活の厳しさを思うとやむを得ない)、考察の検討に入れるようになった。実験のコンディションがよくなかったのか、狙った結果はうまく出ていないのだが、データを見るとあな…

机の上

近頃、鳥がいます。

今年の腹口類カウント終了。今年は川の水量も少なく、寒波の襲来も急激だったので腹口吸虫症の発生を予測していたのだが、結果は昨年・一昨年と同じぐらいの感染量で、発症した魚は見られなかった。昨秋のカワヒバリガイの感染率が過去最低レベルだったこと…

生物学的水質判定

最近の動向について資料収集中。これが日本の教育現場で、本当に環境教育や科学教育に貢献し、環境や自然科学への関心の底上げになっているかどうか知りたいのだが、そういう論文がまだ見つからない。私個人は、生物の広域モニタリングとしての水生生物調査…

その後

またテレビ局(の番組制作子会社らしい)から電話がかかってきたので、外来水生植物の取材を勧めてみたが、食いついてくれなかった。まあ、あまり先方のイメージになかったのだろう。

取材

シゲ君から某テレビ局のバラエティ番組の電話取材が振られてきた。番組のネタ探しらしく、淡水域で大発生したりして問題となっている生物は何かという質問である。2つ3つ答えて電話を切ったが、あとからボタンウキクサやナガエツルノゲイトウを挙げておけ…

この大学に来てから早くも5年近くが経過したが、この大学のさまざまなシステムの中で、どうもよくないという印象を強く受けているのが人事だ。大多数の大学と同じように、この大学も正教授だけで人事を行っているのだが、とにかく(私が今まで勤務した他大…

年度末の色濃く

卒論×2と修論のコメント中。まだまだ終わらない。 師匠からハンザキ虫論文のリバイスに関してものすごいハイテンションの電話(メールでは間に合わなかったらしい)。セルカリアとメタセルカリアの再観察を命じられる。

虫尽くし

昨日、某昆虫館からシゲ君経由でウチの大学に持ち込まれた各種珍味を、F尾君とK君がきれいに盛りつけて持ってきてくれました。 下に各種の拡大写真があります。

珍味

シゲ君、珍味をどうもありがとうございました。顛末は明日にでも書きます。

早っ!

やっとエミュレータ設定が完了し、やれやれと思っていたら、ハンザキ虫論文の査読コメントがもう帰ってきた。投稿から25日って、私の論文の中で最速じゃないかしら?

予定外の雑用

やっと軌道に乗ってきた来年度の新カリキュラムについて、今頃になって理事からクレームがついてきた。制度上の問題点が2つばかりあってこのままでは文科省がウンと言わぬということなので、突っぱねるわけにもいかず、問題点を解消する原案をしこしこ作る…

腹口類定例調査

宇治川へ出かけてサンプルの受け取り。本年度は、低水位と12月以降の急激な水温低下にもかかわらず、腹口吸虫の密度は昨年並で、出血症状の見られる魚はほとんどいない。昨秋はカワヒバリの感染率が過去最低ラインに近かったので、さすがにその影響だろうか…

ヌシ健在

ゼミ日。伊吹山で大気汚染物質の測定をしている学生の卒論発表があったのだが、指導教員であるとなりの研究室のN淵先生の話によると、伊吹山というのはなんだか気流がおかしく、しかも湿度が高いために計測装置がよく故障するのだという。伊吹山近辺の天候…

休日はゆっくりと

久しぶりに一日かけて寄生虫のPCRをした。生態学会は諦めたが、夏の国際学会までには少しデータをためておきたい。貝の方はだいたいコンスタントにデータが取れるようになったが、寄生虫の方はどうもまだムラがあって、今日は全滅した。今週中にリベンジする…

赤いファー

襟巻きか座布団にしたら暖かそうな、ふっくらした赤いファーの生地。 正体はこれです。 年末、Aさんの魚の摂餌実験用に購入したイトミミズの塊です。養殖業者の話では、水をかけ流せば数日はもつということだったのですが、水温が低いせいか、10日以上経って…

大雪

積雪22cmで、終日、学内なだれ警報発令。講義に来た生態研センターのSちゃんも、D論審査に来た琵琶湖研のKさんも、「凄い天気だね」と驚いていた。きっと授業中も表では屋根からの落雪の音がバキバキと響き続けていたことだろう。大津とは気候区が違います。…

雑用日

会議も講義もない一日だったが、どうしても雑用はあれこれとやって来る。今度、学部でビオトープ管理士資格試験一時免除校の申請をするので、その書類づくりで意外と時間を食った。すんなり認定されればよいのだけれど。

帰宅

正月休みを終えて帰宅。今日の午前中は家族と三浦半島に行ってきたので、お土産は城ケ島で拾ったシマメノウフネガイ。

ご挨拶

新年おめでとうございます。特に、昨日の23時59分40秒にレポートをメール送信したキミ。