進んで戻って

午前中には県の某審議会。リモートOKになったのはとてもありがたいのだが、ホスト側も含めて全員ビデオOFFにした上で2時間の会議中に音声が落ちること10回ぐらい。ウチの大学もネットが脆弱脆弱と言われているが、県庁はそれと比べてもまだ極度にポンコツでがっくり。「回線容量増やす予算がないからやっぱり出張して」とまた退歩的依頼がやってきそうな気がしてうんざりする。

午後は締め切りの近い仕事の最終確認。9割方は先週のうちに終わっていたので余裕をかましていたら、1つ大きな問題を発見し、また最初から見直す羽目になってしまった。自分のバカっぷりを呪いつつ10時過ぎまで問題をにらみ続けたが、結局あまり埒のあかないまま時間切れ。明日中になんとかリカバリーできるだろうか。

出題者の意図はなにか

世の中は科研費の申請書書きが始まる季節。で、ウチの大学の研究倫理教育をオンラインで受けて「理解度チェッククイズ」を受けてみたんだけれど、70点でした。研究倫理教育をやっている身ですが(笑)。でもこれ、学内教員から批判が出たのだけれど、たしかに設問がいろいろとまずい。「研究不正が昔より増えた理由を選べ」って、確かに研究不正と認定される例は増えているけれど、単にバレるようになっただけで不正自体はクラウド査読なんかない昔のほうが多かったんじゃないかと思うし。それとも、このオンライン授業では表沙汰になったやつだけが「研究不正」という定義なのかな?バレなきゃオッケー?

これも勉強

学会のメーリングリストで回ってきたこの催し、ハラスメントに関する講義をしている者としてオンライン参加してみることにしました。今の若手の研究者が直面している問題は、私達の世代とはおそらく違うものになっているでしょうから、それにじっくり耳を傾けたいと思います。

fenics.jpn.org

またちょろ情報

また留学生関係の情報がちょろりと。国費留学生の入国は当分、成田か羽田からに限定されるらしい。地方在住者としては何もコロナ感染者の多い東京経由にしなくても、と思わないでもないが、文科省は検疫にきっちり責任を持ちたいらしいし、そもそも飛行機が大幅に減便しているので到着空港があまり選べないようである。入国後は、他に場所がなければ空港近くの文科省指定ホテルで15泊の検疫となる。ということは検疫が終わる日に成田まで迎えに行く必要があるということだ。授業等のある日でなければ良いけれど。