これは見にゃ

寄生虫学会のMLで廻ってきました(笑)。

 
学会員の皆様:
本日からスタートする、寄生虫学者が主人公のTVドラマのご案内です。
朱戸アオ原作の漫画『インハンド』(講談社)は、義手で天才、変わり者の寄生虫専門家・紐倉哲が、事件解決のために奔走する医療ミステリーです。この度、山下智久さん主演のドラマとして実写化され、下記の予定で放送を開始致します。本ドラマでも様々な寄生虫が登場し、第1話はシャーガス病についてです。山下さんが顕微鏡でトリパノソーマを眺めながら「なんてセクシーな動きだ」と話します。作中では他にも小ネタとしても寄生虫の話がそぞろ出て参ります。監修・指導・取材で、本学会関係者が多く協力しております。原作も既に存在し、フィクションでもあることから、最新の寄生虫学にマッチしきれない部分があるのは否めませんが、なかかなにリアリティがある仕上がりになっております。興味がある方はぜひご覧下さい!
1.放送開始 2019年4月12日(金)22:00-22:55(全11話)
2.放送局 TBS系列全国ネット
3.番組名 金曜ドラマ「インハンド」
4.番組URL  https://www.tbs.co.jp/inhand/
視聴した一般の方々が、より寄生虫に興味を持ってもらえますよう。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

www.tbs.co.jp

不親切

…「公募の応募者に優しい滋賀県立大」への道のりはまだ遠そうです。県大の公募に出そうと考えている皆さん、ちょっとでも疑問点があれば、書類を発送する前にどんどん大学へ問い合わせてください。「このぐらい考慮してくれるかな?」という甘い見込みの元に応募すると、労力をかけたあなたの応募書類が、ことによっては内容に目を通すことすらなく却下される場合さえあります。あなたの努力を無駄にしないために、自分が応募条件に合っているかどうか、少しでも疑問があればじゃんじゃん問い合わせてください。というか、ウチの大学の公募文は、むしろ問い合わせがあることを前提として作られているようなフシさえあります。

こんな記事が連日のように報道されているのに、どうして「応募文からあいまいな表現をなくし、どういう人が選考対象になるのか明確にする」という、すぐにできる応募者への配慮がまったくできないのか、理解に苦しみます。

www.asahi.com

事前確認

冷たい雨の降る中、いよいよ来週から始まる「環境FW1」の現場作業のため、T先生H先生と下見に行きました。かれこれ10年、河川改修の経過を(ため息をつきながら)見守ってきたY川です。どう見ても上手な改修とは言えないこの川に、いよいよ、学生達が自らの手を入れて行きます。

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何度見ても「あーあ…」とため息の出る石付き魚道です。

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水は川幅いっぱいに一定の水深で流れ落ちており、コンクリートが完全に水平に貼られていることがわかります。なんとも見事な技術、完璧な工法です。道路やビルを造るなら、ここを施工した建設会社さんに依頼するべきでしょう。ただ、どんな素晴らしい技術でも魚道には「真っ平ら」は無用です。むしろデコボコに造ってくれた方がずっとよいのです。

 

筋肉実習

会議一発と環境FW第1回目の授業。会議の方は司会、FWの方は今年から大幅に刷新した内容で実施するということで、どちらもバリバリに気の張るお仕事。多分血圧がout of controlだろうなあと思ったが、帰宅して測ってみたらそうでもなかった(ただし、一般的には高血圧と呼ばれる範囲には入っている)。

ともあれ、昨年から企画検討してきたFWの新規プログラム、来週からいよいよ野外活動開始である。ちょっと筋肉が必要なワークなので(土嚢を積んだりする予定)、学生諸君も頑張って鍛えてきてください。

初動

新入生ガイダンスの日、今年の1回生は元気な女子が多そうで楽しみ。

おろしやの研究者から頼まれていた魚類寄生虫、研究室の学生がバイトで捕ってきてくれたので午後からは解剖。目的のムシは残念ながら空振りだったが,外道のムシがやたらにたくさんとれたのでサンプル処理に時間がかかり、結局深夜までプレパラートの糸巻き作業。