間が悪い

今日は夕方から人間文化学部の特別セミナーで大塚英志氏の講演があり、同氏の著書に大変感銘を受けた私はとても楽しみにしていたのだが、なんと全く同じ時間帯に環境科学部の特別セミナーがバッティング。こちらは最近開発されたNGSの新しい手法についての講演でやはり見逃せないため、泣く泣く人文学部セミナー聴講を諦めた。年に数回しかない特別セミナーなのに学部間で重なるとはタイミングの悪いことである。

老化現象

今日の会話

「えーとN君、××の記載論文って持ってるかなあ?(ないんだよね…)」

「先生からもらったやつですか?」

「…(え、私があげたんだっけ????)…」

パソコンを家探ししたら確かにありました。もう物忘れが始まっているらしい…。

※「既に持っているかもしれない」という考えさえ浮かばなかったので検索かけてませんでした。

最近の成果

速報が一つ、短めの英語論文が一つ、それぞれ国内誌への掲載が決まって印刷に入りました。

速報は、名城大学4年のHさんが卒論研究の最中に発見したもので、琵琶湖以外のカワヒバリガイからの初の腹口吸虫の発見記録です(次号の「矢作川研究」に掲載予定)。幸い感染率は低く、今のままの状態なら魚病発生の危険性はありませんが、今後モニタリングが必要です。

英語論文は、浜松医大のK先生が20年以上に渡って調べられた静岡県内のメタゴニムス(宮田吸虫など)のモニタリング結果の分析です(次号の「陸水研究」に掲載予定)。複雑な生活環を持つ寄生虫の動態は、関係する因子が多すぎて非常に予測が難しいのですが、水温や水量変動といった粗っぽい河川環境パラメーターでも少しは関連性が見て取れる、という内容です。分析結果自体よりも、河川生物の長期モニタリングの例自体がそう多くはないので、こういう疫学調査データの存在を広く知っていただくことに意義があると思っています。

緊急事態

はてなのアカウントトラブル発生中です。もしかすると、しばらく(最悪、永久に)このアカウントを使えなくなるかもしれません。お知らせまで。

※すみません、解決しました。パスワードの変更をしようとしたところ、自動作成されるパスワードに対してうっかり「OK」を連打してしまい、続けて2回のパスワード変更がされてしまったことで何かエラーが生じたらしく、新旧どちらのパスワードも受け付けなくなってしまいました。仕方ないので再設定のために登録メールアドレスを送信したところ、なぜかメールが届きません。アカウントは生きているのにどうして受信できないか理解できなかったのですが、プロバイダに接続してようやく、アカウントの直アドレス(私は普段、直アドレスではなく自分で設定したマイメールアドレスを使っています)は着信拒否設定になっていることが判明し、それを解除してようやくパスワードの変更に成功しました。やれやれです。

一息

ウチの修士2名はなんとか修士論文を提出しました。そして、夜には長らく飲みかけで放置されていたロシア土産のウォッカの瓶が空いたようです。"Nerpa(バイカルアザラシ)"という名前のウォッカで、バイカル湖の奥に泳ぐアザラシが透けて見えるという凝ったデザインの瓶なので、全くの下戸なのに買ってきてしまいました。中身がなくなったので空き瓶を居室に飾ります。

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